美ヶ原でスノーシュー・・・最高!
2007 / 01 / 21 ( Sun )
朝3時起床。ikkoさんには負けたけど、弱足ママさんには勝ったぞ。

3時40分に家を出て、一路諏訪湖方面へ、夜の中央道をひた走る。

小淵沢を過ぎた頃、東の空が白っぽくなってくるのが見えた。

「み、見たい・・・景色・・・」

でも高速で運転中。

右に見える、八ヶ岳のシルエットをチラ見して我慢がまん。



6時30分、諏訪インター近くのコンビニで待ち合わせです。

メッシーさんの顔は知らないし、携帯も知らないけど、

何度か車は登場している。ということで、車を探す・・・までもなく発見。

横付けして「らしき」車の周りをくるっと見て回るも、空っぽでした。

自分の車に戻って待つこと数十秒。一人の男性が戻ってきた。

「はじめまして、なみちゅうです」

ん? はじめまして・・・か、まあいいや。

5時30分に家を出て、下を使ってきたとのこと。近いんですね。

5時30分といったら、大月辺りを走っていたか??



こうやって初顔合わせも無事終了し、車を諏訪湖方面へ移動。

駐車場に私の車を置いて荷物を移動し、美ヶ原に向かう。

あ、そうだ、もう一人にも初顔合わせをしないと・・・と思ってきたら、

出てきた・・・しかもエアコンの噴出し口から!

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「はじめまして」「・・・・・」

こちらも無事に挨拶終了。

カンタ君、かなりいい音しますね。

確かに音はそれほど大きくないけど、これはいい!!

でも誘拐しちゃうとまずいので、「その時」が来るのを気長に待つとしましょう。



上で雪が積もっていたら大変なので、

和田宿ステーションで着替えを済ませます。

スパッツまでつけちゃって、あとはシューを履けば歩ける状態。

この先は道が激変する・・・との予言どおり、

狭い林道に入り、標高をあげていきます。



かなり登ってきて、八ヶ岳・蓼科が一望できる場所で一時停止。

雲が多いけど、ちょっと荘厳な雰囲気。

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木には雪が付いていて、模型みたい。

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走っている間、メッシーさんの身の上話を聞きました。

ものすごく用意周到なイメージがありましたが、

実は、物事に飛び込んでしまう熱い部分を持った・・・いや、

熱い部分の方が多いかもしれないキャラクターということがわかってビックリ。

そのほかのことは・・・ナイショです。



そうこうしているうちに、美ヶ原に到着。

先客はいません。

駐車場正面の雪の壁を登ると、そこにはもちろん八ヶ岳と蓼科。

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スノーシューを装着して、8時18分しゅっぱ〜つ!!

まずは右手の丘に向かって登り始めます。

風が強い。気温はマイナス7度!! ですが・・・

あとで服装を紹介しますが、それほど寒くありませんでした。





丘の上。夏なら牧草地で入れないらしい。

ってことは、ここからの風景は雪のある季節だからこそ?

さらに、富士山まで見えました。

メッシーさんいわく、「富士山ってあんなに近かったっけ??」

昔、八ヶ岳と富士山は喧嘩したらしいので、喧嘩できる距離・・・ということで。

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このあと、南アルプス、正面に中央アルプスが見え、

さらにさらに・・・見えないかも、と思っていた北アルプスまで見えました!!

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左側の一番高いピーク、見えます? 槍です。

北アルプスをもういっちょ。きれいだ〜・・・

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八ヶ岳に加えて全アルプス総舐め。

もっと言うと、浅間山も見えるし、白根山方面も見えるし、戸隠方面も見えるし。

まさに360度、山ばっかり。

いい場所。夏場に混むのがよくわかります。






この写真は八ヶ岳の左側。

写真右の山はきっと甲武信ヶ岳。

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八ヶ岳をバックにした美しの塔。

上からぶら下がっているモノを引くと、鐘が鳴ります。

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八ヶ岳を左に、北アルプスを右に見ながら、

一面銀世界をパタッパタッとスノーシューで進みます。

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 左上が美しの塔。

 途中から道をはずして歩きました。

 雪だと歩いてきた道を振り返るのが

 楽しくなります。

 等間隔を保って歩いているのがわかります。













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この先のホテルの

お客さんを乗せて、

美しの塔の鐘を

鳴らしに行くところ。

アレとすれ違うのはいやだ。






雪山の大きくへこんでいるところが、大キレットだそうです。

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ものすごい強風の中、到着。でも一番高いところはこの先。

この看板の後ろには、景観を壊す、でも生活には必要なアンテナ群。

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風でリュックが押される。

こんな強い風は今まで経験したことないくらい。

雪の粒というより、氷の粒が飛ばされて顔に当たるのがすごく痛い。

だからこそ作られる自然の芸術。

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金網フェンスも、自然のチカラが隠すとこうなります。

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相当硬いです。

フェンスに付いた

雪というか塊をとって、

下に置いてスノーシューで

乗ってみる。

割れませんでした。










ここが最高峰、王ヶ頭。

好日の皆さんも、結構登られてますね。

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我らメッチューン、一応自称アイドルということで、

アイドルはレモンを持っていないといけない、という

メッシーさんの持論により、レモンを持って撮影。

私のカメラ、セルフタイマー10秒がわからず、

仕方なく2秒で撮影のため、中途半端な格好になっちゃいました。

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  こんな景色見たら・・・

 こんな雪質だったら・・・


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無駄に動き回るのも無理はない・・・






腹減った・・・が届いたのか、お食事タイム。

今回は、ワタクシのブログが10万アクセスを越えさせていただいて、

その切り番をメッシーさんがとった、ということで、

ご招待していただける、とのことでした。

メニューは聞いていません。

さて何が出てくるのか・・・の前に、

食事をする場所を作ります。

風を避けられる場所を探します。



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 1.雪を踏み固めます。

   スノーシューだから楽々。

   あ、私も少し手伝いましたよ。


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ちなみにテーブルの向きは、当然正面に北アルプス。



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 2.表面をならします。

 3.テーブル手前に

   足置き用の溝を、

   その手前に椅子を作ります。


  あ、私も溝堀やりましたから。

 でも仕上げはやっぱおまかせ。

 





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すると・・・




s-20070120-114401.jpg  あれ??

s-20070120-114401.jpg  カンタくんの上に・・・

s-20070120-114401.jpg なみチュウ登場!! ・・・カンタ君苦しそう。 






調理場ももちろん山向き。あのアンテナ・・・ジャマじゃ・・・

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で・・・家具一式(?)と食事、完成!

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料理の過程はメッシーさんが載せると思うので、そちらで。

メニューもきっと載せてくれるので、そちらで。ヒントは、「ここは長野」。うまかった〜!




もうおなかいっぱい。五平餅も用意していただいていたんですが、もう食べられない。

ということでお土産にいただきました。

ちなみに今朝、一つ食べてみよう・・・と食べたところ、

あまりにもおいしくて、もう1枚食べました。





13時25分、帰途に着きます。1時間30分もお昼をしていたみたい。

料理もおいしいし景色もおいしいし、

こんなに長居をしたのは初めてかも。

帰りのルートは、行きよりも北側を歩きます。

だいぶ日が傾いてきました。

北アルプスも、影が立体的になってきました。

山が浮き上がって見えますね。

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自然の造形美、風紋が、斜光を浴びて、さらにきれいに見えます。

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そしてもちろん、北アルプスも。

午後はほとんどずっと日が当たっていました。

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こんな景色見ていたら、無駄に蛇行したくなります。

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 スキーをやっていた頃は、

 きっと目にしていた風景だけど、

 歩くことが目的になると、

 見えなかったところまで見えてきます。
 






メッシーさんから、

「ここから美しの塔までの下りと登りは好きにやりましょう。さあ、どうぞ〜!」

と言われました。

さあどうぞ〜! って言われても・・・どうしよう。

でも、特訓から開放されて自由時間宣言。

あ、語弊がありますね。

最初から開放されていて、ほとんど野放し、子どもの散歩状態、のほうが正しいです。



この辺りは、これまで歩いてきた道とは違って、木がある場所。

そして急な下り斜面があるところ。やっぱり撮るでしょ。

すると、向こうで黒い影が飛び出してきて、コケた。

メッシーさんでした。

s-20070120-142753.jpg アイテ! 頭から突っ込んじゃった。
s-20070120-142802.jpg う〜・・・よし、くるっと回って・・・
s-20070120-142805.jpg よいしょ。あ、あれ、立てないぞ。
s-20070120-142814.jpg ふ〜。






下り斜面、スノーシューのツメではどうにもならず、

期せずして尻セード。・・・コリャ面白い。

あ・・・またカメラを雪に浸しちゃったよ、これで今日3回目。良くぞご無事で、このカメラ。

今度来るときは大きめのビニールシートかなにかを持ってこよう。

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メッシーさんと合流。すると、

「一人でこうやって遊んでも恥ずかしいですから。誰かいないと。飛ぶから撮ってくださいよ」

はいはいお安い御用でございます。ゆっくり飛んでくださいね。

荷物を置いて身軽になって、駆け上がっていきます。

で、飛んだ瞬間がこれ。お〜かっちょい〜!! 

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と思ったらコケました。





これから登る斜面。登るのも楽しいんです、スノーシューって。

もちろん、気がついたら疲れてますけど。

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上の写真を撮っている間に先を行くメッシーさん。

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白黒もいい感じですね。

タイトルは、「山の男」。どう?






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美ヶ原は聞きしに勝る強風地帯。

もしこれで展望がなかったら・・・ただの拷問でした。展望があってよかった。

でもこの風のおかげで見られる風紋、本当にきれいでした。

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特訓(という名のお散歩)もあと少しで終わり。

ふたり並んで、等間隔を維持したままずっと歩いてきました。

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今日1日ずっと姿を見せてくれていた八ヶ岳と蓼科。

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あと少しで終わりって時にこの青空。

まったく雲がないのも寂しいけど、こういう空と雪との組み合わせは見たかった。

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ずっと雪の上を歩くと、足を上げないといけないため、

足の付け根がすごく疲れます。

最後は除雪してある林道をパタパタと歩いていると、ツララ発見。

なので、なみチュウ、

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 ツララで遊んで・・・




  ・・・ひと休み

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16時、車に到着。抜けるような青空の下、歩き回った時間は7時間40分(昼食の1時間30分含む)。

かなり歩きました。まっすぐ歩けばそんなに時間はかからないけど、

蛇行してアチコチ寄っていれば、時間なんてあっという間に過ぎちゃいます。



最後に、また、車の前の雪の壁を登って眺める。

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ちなみに朝の風景はこんな感じ。

















さてここで表彰式。

なんの??

それは、10万アクセスを突破させていただいたことにたいして。

いやいや本来ならこちらがお礼すべきものを、

私はメッシーさんとのスノーシューにすっかり舞い上がって、

お土産を持って行くのも忘れてしまった・・・カタジケナイ。

で、賞品は・・・

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駒ヶ根名物ソースかつどんのソースと、ゴマのドレッシング。

早速今日、やってみました! 写真は無し。

食べてみる・・・こ〜れはうまいよ!

たっぷりつけても、しつこくなくて、さっぱり食べられる。

で、ドレッシング。ほのかな柚子の香りがググッときます。

どうもありがとうございました〜!








帰り道、助手席に私はわき見し放題。

すると、まん前にカモシカが!

私が撮ろうとしたら藪に入ってしまいましたが、

そこからこちらの様子を伺っていました。

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対向車の来ない雪の林道をどんどん下ります。

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そして夕暮れ。

日が暮れるのはあっという間です。

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和田宿ステーション裏からの浅間山。

ぎりぎり、赤く染まっているところを見られました。

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私の車を止めた駐車場に到着。

もう少し時間があれば、ジェラート屋さんに行こうって話をしていましたが、

時間はすでに17時40分で辺りはすっかり夜。

今回はあきらめて、これにてツアー終了となりました。

メッシーさん、本当にありがとうございました。






スノーシューを始めたいそこのアナタのために、

今回の私のスノーシュー用の装備をご紹介しときます。

≪スノーシュー≫
 アトラスAT1225(もちろん新規購入)
 こればかりはピンきり。2万円位からでしょうか。

≪リュック≫
 40L。何かと荷物はかさばると思います。

≪靴≫
 普通の軽登山靴。テント泊じゃない山のときに履くもの
 モンベルのシンプルオーバーシューズ(新規購入。2300円位)

≪靴下≫
 普通の登山用靴下

≪上半身に着たもの≫
 半そでTシャツ
 長袖Tシャツ
 薄手のユニクロフリース
 夏に着ると暑かった長袖登山シャツ
 雨具(レイントレッカー<ブリーズドライテック>)

≪下半身に着たもの≫
 CW−X
 膝のサポーター
 夏や秋に履いている登山パンツ(生地は薄いかも)
 雨具(ストームクルーザー<ゴアテックス>)

≪その他小物≫
 フリースのネックウォーマー
 イヤーウォーマー
 ニット帽(この際新調)
 サングラス(この際新調)
 スパッツ(新規購入。5000円)
 グローブ(新規購入。カメラ用。5000円位)
 ダウンウェア(念のため持参。使用せず)
 ダウンパンツ(念のため持参。使用せず)
 厚めのユニクロフリース(念のため持参。使用せず)
 エアー座布団(新規購入。確か4000円位。あったほうがいいです)



確かこんなものだったと思います。

スコップはメッシーさんから借りました。買うなら5000円くらいから。

見てわかるとおり、メインの服装は、夏や秋に着ている格好・雨具です。

あとは保温するための服を加えるだけ。

念のためダウンとかも持っていったほうが安心ですが、

スノーシューさえ買ってしまえば、あとはどうにかなってしまいます。

靴が夏用だったらシンプルオーバーシューズを履けば大丈夫だと思います。

最後に必要なのは、フィールドまで行く気合と根性だけ。

どうです? 思ったほどじゃないでしょ?





初めてのスノーシューは、文字通り新しい世界を経験できる新しいツールです。

今回は天気もよく、暑くなることもありましたが、寒さ対策は万全にした方が安心ですね。

最高気温はマイナス5度くらいでした。

こりゃはまります。今シーズン、最低あと1回は行きたい。

いや、2回くらい行くかも。






久々の超長文、最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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